スポーツ自転車の基礎知識
さくらの咲く頃や新緑、また秋の紅葉の時期に、仲間や家族とサイクリングをする楽しさは格別です。季節の風を、体中で感じながら、自分の手と足で自転車コントロールし、スピード感を楽しみ、汗を流す・・その爽快感は、男女問わず、年齢問わず、誰でもが「すばらしい!」と感じるものではないでしょうか。
アウトドアスポーツとして自転車に乗る人が増えているのは、サイクリングがストレス解消にもってこいであること、また車のドライブとちがい、経済的で、しかもエコであるということも、関わっているのかもしれません。
サイクリングを愉しむことを目的として作られた自転車を、スポーツ自転車ということをご存知ですか。
スポーツバイクと呼ばれることもあります。ママチャリとしておなじみのシティ・サイクルは、いわば単なる移動の道具です。しかも短距離向けの。ですからシティ・サイクルに長時間乗っていると体が痛くなりますし、オフロードでは、やはり危険です。そのためにスポーツ自転車が存在するわけですね。
シティサイクルのような実用車よりも、スポーツ自転車の方がぐんと価格も高くなります。性能がちがうのだから、当然ですが・・。シティサイクルは1万円から2万円程度で買えますが、スポーツ自転車は安くて3万円、高ければ50万円以上します。
スポーツ自転車に必要なライトや頑丈な鍵などを買うとなると、さらに1万円くらいはかかるはずで、これもなくてはならない部品です。
スポーツ自転車は、大きく四つのタイプに分けられます。山道などのオフロードを走るためのマウンテンバイク(MTBともいいます。)、街中を快適に走行することを目的としたクロスバイク(トレッキングバイクなど様々な名前で呼ばれます。)、ツーリングなど、長距離を速いスピードで走るためのロードバイク(ロードレーサー)、折りたたみ式で車のトランクなどにも収納できるスモールホイールバイクです。それぞれに一長一短があるので、自分の目的に合わせて選ばなければ、意味がなく、目的とちがうものを買えば逆にシティサイクル以下の代物になってしまうでしょう。なぜなら例えば、マウンテンバイクで舗装した道路を走るとなると、走りづらくて疲れてしまう、ということも起こるからです。舗装路を走るためのロードバイクで山道を走れば、命の危険さえあるでしょう。
車並みのスピードが出て、人間の体を乗せて運ぶものであるスポーツ自転車は、慎重に選ぶ必要があると思います。